自己肯定感を高めたければ、“許す”ことへの誤解の連鎖から抜け出そう
はいっ!!!!!セルフエスティーム鈴木ですっ!!!!!!!!!!!!!!!!
リングネームっぽい感じでつけてみたけど、どうかな!!!!!!!!!(どうもこうも)
前回の記事で“許す”に関しては一回終わりにして、別の話題に移ろうと思ってたんですけどね。
もらった感想を読む中で、色々と気付かされたり、見えてきたことがあるので、もうちっとだけ続けることにしたんじゃ。
前回までは「“許す”ってのは本質的にはこーゆーことなんだ。だから大事なんだ」って話だったんですが、今回はもう少し全体的な、”許す”を取り巻く状況?についての話です。
”許す”ことへの誤解
ネットを見てると、”許す”ということへの誤解を本当によく目にします。
「許したら、相手のしたことを肯定することになる」
「許したら、相手と同じことをするようになってしまう」
「許したら、自分のことを尊重していない」
「許したら、相手を増長させる」
「許すとは、自分の感情を否定すること」
「許すことなんてなんのメリットもない」
…
他にも挙げきれないくらいあるわけですが、これらの意見は、”許す”ことに対する誤解に基づいてます。
↓ ”許す”とはどういうことなのかについては、過去記事を読んでくれよな!!!
私も、“許す”ということがどういうことなのか分かりだしたのはたかだか1年前なんで、“許す”について誤解してる人の気持ちはよっく分かります。
”許す”ということが、自分の感情や考えを否定して、自分よりも相手のことを優先しなければできないものなら、そりゃ誰もしたくない。
”許す”ということがそんな自己否定の極みみたいなものなら、
「”許す”ことなんて、百害あって一利なし!!!」
「”許す”ことをすすめてくる奴は敵!!!!」
と思うのも当然のことです。
本当に、”許す”ということがそんな自己否定の極みみたいなものならね。
でも、その“許す”ことへの理解は間違っている。
誤解なんです。
私は、この“許す”ことへの誤解が、自己肯定感クエスト最大の罠だと思っとります。
”許す”は自己肯定感クエストを攻略する上で必須のスキルです。
何故か?
それは、
自己否定度=他者否定度であり、
自己否定/他者否定を減らしていく=自分や他人を許していくこと
だからです。
↓ 詳しい説明はこの辺を読んでくれよな!!!!!!図解で分かりやすいよ!!!!!!!
その“許す”ことへの誤解は誰から教わった?
さぁ。
では、自己肯定感クエスト攻略のかなめスキルである”許す”に対する誤解は、何故生じたのでしょうか?
どっから、その間違った“許す”観がインストールされたんでしょうか?
このブログ読むような人なら、もう既にピンときてるでしょうけど(笑)
はい。
この、間違った“許す”観は、あなたが子供の頃、周りの大人からインストールされたんです。
あなたが子供の頃、“許す”を誤解した周りの大人から、間違った“許す”観をインストールされたんです。
大人が子供に“許す”を説く時
大人が子供に“許す”を説く時、どういう言葉が使われがちでしょうか?
「相手の気持ちを考えて、許してあげなさい」
「〇〇ちゃんも反省してるんだから、許してあげなさい」
「〇〇ちゃんがかわいそうだから、許してあげなさい」
「悪気はなかったんだから、許してあげなさい」
「お姉ちゃんなんだから、許してあげなさい」
「お兄ちゃんなんだから、許してあげなさい」
「そんなの大したことないんだから、許してあげなさい」
「また買ってあげるから、許してあげなさい」
「あなたも悪かったんだから、許してあげなさい」
…
まーーーーなんつーのか、怒った当人の気持ちや意向なんて丸無視な言葉のオンパレードですね。
当然、これらは“許す”ではありません。
要するに、子供の間で問題が起きてるのを丸く収めたい大人の、テイのいい建前として“許す”は説かれがちな訳です。
こんな文脈でばかり説かれていたら、子供は“許す”に対してこんな理解をするでしょう。
「“許す”とは、自分の気持ちを無視することだ」
「“許す”とは、自分がどれだけ辛かろうが、せねばならないものだ」
「“許す”とは、自分より相手の気持ちを優先することだ」
「“許す”とは、自分の感情を否定することだ」
「“許す”とは、相手だけが得をすることだ」
「“許す”とは、人から押し付けられるものだ」
「“許す”とは、自分のわだかまりを無視して仲良くすることだ」
…
当然、すべて誤解です。
”許す”を知る機会がない子供
それでも、子供は大人から許されれば、”許す”ということがどういうものか、理解するきっかけにすることができるでしょう。
大人が子供を”許す”、特に親が子を”許す”とは、とりもなおさず、子供の存在を丸ごと受け止める、ダメな所も含めて丸ごと肯定することです。
”許す”ということがネガティブに語られがちなのは、親子関係、いわゆる“毒親”の問題においてでしょう。
”毒親”の定義は人によって色々だとは思いますけど、ここでは、”子供の自己肯定感を低めてしまう親”と定義するとしましょうよ。
子供の自己肯定感を低めてしまう親というのは、その親自身が、自己肯定感が低い。
人は、人を自分がいる位置より高くには導けないんです。
親自身、自己肯定感が低いから、”許す”とはどういうことか分からないし、許せない。
”毒親”と呼ばれる親は、子どもを許せないんです。
子供を、ダメなところも含めて受け止められない。
そうすると、その子供は、親から許されたことがないまま、
「相手の気持ちを考えて、許してあげなさい」
「〇〇ちゃんも反省してるんだから、許してあげなさい」
「〇〇ちゃんがかわいそうだから、許してあげなさい」
「悪気はなかったんだから、許してあげなさい」
「お姉ちゃんなんだから、許してあげなさい」
「お兄ちゃんなんだから、許してあげなさい」
「そんなの大したことないんだから、許してあげなさい」
「また買ってあげるから、許してあげなさい」
「あなたも悪かったんだから、許してあげなさい」
…
に被弾しまくる訳です。
”許す”とはどういうものかを知らない大人とばかり接した子供は、”許す”とはどういうものか、学習する機会がない。
むしろ、誤学習する機会に恵まれまくりなんですね。
”許す”は自己肯定感クエスト攻略の最重要スキルです。
その、自己肯定感クエスト攻略に絶対必要なスキルが、最初ッからない。
いや、最初からないだけならまだしも、ゲーム開始以前に”スキルを獲得しない”方向に強烈にモチベートされている状態な訳です。
OH!ムリゲーオブムリゲー!!!!!!!!!!
”許す”ことへの誤解の連鎖から抜け出そう
親子関係の問題ではよく、“負の連鎖”ってことが言われますけど、”許す”ことへの誤解も確実に連鎖されている。
“許す”ことを誤解したまま、自己否定だけなくすってことはできないんです。
↓ 「何故か?」についてはしつこいようだが過去記事を読んでくれ!!!!
だから、“許す”ことがどういうものか知らない大人から、過去のあなたが学んだ“許す”は捨てて欲しい。
“許す”ことへの誤解の連鎖から抜け出して欲しい。
「これは、“許す”ではなかったんだ」と気付いて、あらためて“許す”というスキルをゲットして欲しい。
その先にしか自己否定ダンジョンの出口はないから。
絶望ではなく希望を見てほしい
今回の話で「自分は親の“許し”観をインストールされていたんだ。それさえも親の影響だったんだ」っていう所に絶望を感じる人もいるかもしれない。
でも、
- ”許す”ということは自己肯定感を高めていくカギとなる
- そして、自分が今”許す”だと思っているものは、“許す”ではない
ってことを知れたのは、めちゃくちゃラッキーなことだと思いますよ。
「お前、ラッキーだな!!!!!!!!!!!!!!!!」*1ですよ。
“許す”ことの大切さをここまでクドクドクドクド説明している人って、自分が知る限りいませんし(笑)いたらゴメン。友だちになろ(笑)
”許す”ことの大切さを説明するのって、火中の栗を拾うような話なんですよ。
正直、積極的に話したい人はいないと思います。
でも、そこを話さなければ、読んでくれる人にとって価値のある情報にはならない。
だから、私は書くんです。
あなたが私を信頼して、自分の“許す”観と向き合って、自己否定を減らし、自己肯定感を高めてくれたら、そんな嬉しいことはない。
あなたにとって”許す”とは、たッくッさッんッの!嫌な記憶がこびりついた概念だと思います。
向き合うことはしんどいと思う。
しかし、実りのあるしんどさです。
健闘を祈る。
GOOD LUCK.
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